コミュニケーションゲームは マインドを醸成する
コミュニケーションゲームという言葉は、現在、主に2つの領域で使われているようです。
研修やワークショップなどでは、コミュニケーションの重要性に気づくことを主な目的に、 情報共有や合意形成を行うアクティビティがそう呼ばれています。 また、ゲームとは呼ばれなくても、言語化による自他の洞察なども行われます。
一方、ボードゲーム(テーブルゲーム)の中には、 プレイヤー同士の会話や言語表現などによるコミュニケーションを取り入れたゲームがあります。
ツナグヒラクでは双方の側面を持った「自分の言葉で語り合うボードゲーム」をコミュニケーションゲームとして制作しています。 そこには2つの特徴があります。 ひとつは、自分のエピソードなどをまじえて対話することで、架空世界のゲームにリアルな要素が持ち込めること。 もうひとつは、言語化に伴う内省によって、体験が自分事として深まることです。 ゲームとして楽しめることはもちろんですが、これらによって、様々なマインドの醸成がはかれるとも考えています。