1回の時間はどれくらいが適切でしょうか?
集中力が持続する時間の限界を意識したプログラム構成とすべきですが、 参加者の年齢や状態、ワークの内容などの組み合わせによって変わりますので、 それが何分なのか何時間なのかは一概に言えません。
全体の時間は45分,2時間,半日など、外部要因によって決まってくることが多いと思います。 その中で、ワークの内容で緩急をつけ、疲労度に応じて休憩を取るなどして調節しましょう。
目標を達するために1回の時間では足りず、別の日に続ける場合もあると思います。 ただ、あまり細切れにしてしまうと、前回の状態を思い出して、 その時の気持ちを取り戻すのに時間と努力を必要とします。
このような場合、たとえば、話し合いの経緯を模造紙や付箋などで記録しながら議論し、 次回も、そこから続けるようにすると、思い出しやすいかもしれません。
前回の欠席者が参加するような場合、そのフォローに余計な時間がかかるような気もしますが、 前回の出席者が記録を見ながら説明しつつ、前回欠席者からの質問に答えることで、 思い出すこと、共有すること、別視点から見直すことを同時に行うことができて、 自然に良い準備が出来るという面もあると思います。